親記事 引用 |
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アリーナとのお出掛けは、そりゃもう最高だったぜ!
ある公演に行ったんだ。すげぇ面白くてよ。でもな、もちろんアリーナの隣に座ってたんだが、ちょいアリーナより後方になるように背もたれグイグイ押してよ。公演中のアリーナの表情なんかがわかるようにな。楽しめてるかとか気になるからな。腰からケツが痛かったぜ。
アリーナは楽しんでくれたみたいだ。安心した。
そのあと飯行ったよ。アリーナがちょい席外したとき、雑談覗いたら代表の「ご飯つぶが…」レス入ってて笑ったぜ。
買い物行ってよ。アリーナに何かサプライズで買おうと思ってよ。でも最後に渡したかったから、アリーナがわずかに別コーナー見に行った時にバタバタ買ったぜ。
以降、不自然な買い物袋ぶらさげてる俺の姿にアリーナは何も触れなかった。。
帰りにな。突然言ったんだ。
ここは簡単に言うぜ。
「自分は不貞をしている」と、、、。
もう長いらしい。
俺、泣きそうになったわ。
しかし、アリーナはそれに悩んでいた。
そこからの俺はダサかったぜ。必死にアリーナを非難したんだ。そして、そいつと切れるべきだと。
このままだとアリーナの未来に幸せはないと思ったんだよ。
でも今思えば俺は卑怯だった。アリーナの幸せと言いつつ、俺の幸せを考えていたのかもいれない。
だって、アリーナは今の関係の中で、幸せを一瞬でも感じているかもしれないのだからな。
簡単に否定するべきでなかったのかもしれない。
アリーナは言ったんだ。自分を「最低と言って」と、、、。
言えるわけねーだろ!!!
惚れた女に言えるわけねーだろ!!!
このタイミングで次どこか行こうと誘っちまった。
ねーわな、、それ。
別れてからメールがきた。プレゼントのお礼と「後始末します」と。
俺な、次言うんだ。決めたんだ。
俺が誰よりもアリーナを楽しませてあげる、幸せにしてあげる、、とさ。ベタベタなセリフだけどな。
そして、それを受けいれてもらおうが拒否されようが、現実にするんだ。
次回、予告しとくわ。
【終報】玉男、毒を喰らわば皿まで。
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